決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 東宝、ニッケ、東京個別 (4月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニッケ <3201>
　22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比52.4％増の26.4億円に拡大し、通期計画の105億円に対する進捗率は25.2％に達し、5年平均の17.2％も上回った。

★No.3　スタ・アリス <2305>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比21.5％増の60.3億円になり、23年2月期も前期比9.4％増の66億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　ホギメデ <3593>
　22年3月期の連結経常利益は前の期比5.0％増の62.8億円になり、23年3月期も前期比4.5％増の65.7億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 +7.29 　　4/12　　　1Q　　　 52.36
<9602> 東宝 　　　　　東Ｐ　　 +6.35 　　4/12　本決算　　　 -4.18
<2305> スタ・アリス 　東Ｐ　　 +2.98 　　4/12　本決算　　　　9.42
<3593> ホギメデ 　　　東Ｐ　　 +2.83 　　4/12　本決算　　　　4.53
<2796> ファマライズ 　東Ｐ　　 +2.78 　　4/12　　　3Q　　　 65.69

<2722> アイケイ 　　　東Ｐ　　 +1.60 　　4/12　　　3Q　　　　赤転
<4745> 東京個別 　　　東Ｐ　　 +1.38 　　4/12　本決算　　　　9.62
<3546> アレンザＨＤ 　東Ｐ　　 +0.73 　　4/12　本決算　　　　2.31

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース