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エレマテックのニュース
■業績の動向
● 2023年3月期第2四半期決算概要
(1) 損益状況
エレマテック<2715>の2023年3月期第2四半期の業績は、売上高123,167百万円(前年同期比34.4%増)、営業利益6,628百万円(同90.4%増)、経常利益6,122百万円(同79.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,164百万円(同73.7%増)となった。主要な客先での生産が堅調に推移したこと、営業努力により新規に獲得した案件が寄与したことに加え、円安効果もあり第2四半期として売上高・利益ともに過去最高を更新した。
売上総利益率は11.4%となり前年同期比0.6pt改善したが、円安に加えて自動車向けやゲーム機向け等の比較的高採算品の比率が高まったことによる。この結果、売上総利益額は同40.8%増となった。販管費は、前年同期比14.0%増の7,351百万円となったが、主に業績連動賞与引当金の増加等による人件費の増加397百万円、売上増に伴う荷造運賃の増加136百万円、その他費用の増加(行動制限解除に伴う旅費交通費の増加等)369百万円による。この結果、販管費率は6.0%(前年同期7.0%)となり、営業利益は大幅増となった。
また同社は輸出型の商社であることから、業績は為替レートの影響(円高マイナス、円安プラス)を受ける。同社によれば、1円の変動で売上高は約1,100百万円、経常利益は70百万円の影響を受けるという。2023年3月期第2四半期の対ドル平均レートは、134.03円(前年同期は109.81円)であったことから、経常利益ベースで約789百万円のプラス効果があったようだ。
また一時期に懸念された世界的な半導体不足は改善されつつあり、この上半期については大きな影響はなかったようだ。むしろ「反対に一部の部品は余剰気味であり、注意を要する」と同社では述べている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<SI>
● 2023年3月期第2四半期決算概要
(1) 損益状況
エレマテック<2715>の2023年3月期第2四半期の業績は、売上高123,167百万円(前年同期比34.4%増)、営業利益6,628百万円(同90.4%増)、経常利益6,122百万円(同79.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,164百万円(同73.7%増)となった。主要な客先での生産が堅調に推移したこと、営業努力により新規に獲得した案件が寄与したことに加え、円安効果もあり第2四半期として売上高・利益ともに過去最高を更新した。
売上総利益率は11.4%となり前年同期比0.6pt改善したが、円安に加えて自動車向けやゲーム機向け等の比較的高採算品の比率が高まったことによる。この結果、売上総利益額は同40.8%増となった。販管費は、前年同期比14.0%増の7,351百万円となったが、主に業績連動賞与引当金の増加等による人件費の増加397百万円、売上増に伴う荷造運賃の増加136百万円、その他費用の増加(行動制限解除に伴う旅費交通費の増加等)369百万円による。この結果、販管費率は6.0%(前年同期7.0%)となり、営業利益は大幅増となった。
また同社は輸出型の商社であることから、業績は為替レートの影響(円高マイナス、円安プラス)を受ける。同社によれば、1円の変動で売上高は約1,100百万円、経常利益は70百万円の影響を受けるという。2023年3月期第2四半期の対ドル平均レートは、134.03円(前年同期は109.81円)であったことから、経常利益ベースで約789百万円のプラス効果があったようだ。
また一時期に懸念された世界的な半導体不足は改善されつつあり、この上半期については大きな影響はなかったようだ。むしろ「反対に一部の部品は余剰気味であり、注意を要する」と同社では述べている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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