ブロッコリー、前期経常を6％上方修正

　ブロッコリー <2706> [ＪＱ] が3月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.3億円→9.9億円(前の期は7億円)に6.5％上方修正し、増益率が32.3％増→40.8％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の6億円→5.2億円(前の期は3.7億円)に13.3％下方修正し、増益率が58.7％増→37.6％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の2.9億円→3.5億円(前年同期は3.5億円)に20.4％増額し、減益率が17.4％減→0.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高におきましては、緊急事態宣言下におけるイベント集客の減少等により、前回予想比で減収の見込みとなりましたが、販売費及び一般管理費の削減等も行い、営業利益・経常利益では前回予想を上回る見込みです。また、当期純利益につきましては、特別損失として、一部ソフトウェア仮勘定の減損損失244百万円の計上により、前回の予想を下回る見込みであります。なお、期末の配当予想につきましては、前回予想どおりを予定しております。上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在に置ける仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。