決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ＨＩＳ、トリケミカル、アスクル (3月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の3月14日から15日の決算発表を経て18日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＡＣＣＥＳＳ <4813>
　24年1月期の連結経常損益は0.1億円の赤字(前の期は13.3億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の2億円の赤字を上回って着地。

★No.2　プロレド <7034>
　24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結営業損益は200万円の黒字(前年同期は1億4200万円の赤字)に浮上し、通期計画の9億1700万円の赤字をすでに上回った。

★No.3　ＨＩＳ <9603>
　24年10月期の連結経常利益を従来予想の72億円→90億円(前期は14.4億円)に25.0％上方修正し、増益率が5.0倍→6.2倍に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4813> ＡＣＣＥＳＳ 　東Ｐ 　 +21.15 　　3/15　本決算　　　　黒転
<7034> プロレド 　　　東Ｐ 　 +18.25 　　3/15　　　1Q　　　　赤縮
<9603> ＨＩＳ 　　　　東Ｐ 　 +14.66 　　3/15　　　1Q　　　　黒転
<2678> アスクル 　　　東Ｐ　　 +3.81 　　3/15　　　3Q　　　 19.68
<9279> ギフトＨＤ 　　東Ｐ　　 +3.74 　　3/15　　　1Q　　　 68.37

<4369> トリケミカル 　東Ｐ　　 +3.52 　　3/15　本決算　　　 48.96

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース