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ハードオフコーポレーションの個人投資家の売買予想

買い予想

リユースの王道を突き進む

予想株価

900
現在株価との差
-952.0
登録時株価

428.0円

獲得ポイント

+950.08pt.

収益率

+334.34%

期間

長期投資 (数ヶ月~数年単位で売り買い)

理由

過去の経営成績を見ると、毎年増収を繰りかえし、粗利益率は67%超を維持している。直近は69.4%まで改善しており、すさまじい粗利率であることが分かる。ただ、売上高営業利益率は、販管費の増加を吸収しきれず年々減少しているが、10%を保っている。財務面をみると、有利子負債はなく超健全経営。気になるとすれば、投資有価証券が大きいので、減損損失の計上があるかもしれないことくらいか。

【事業内容(企業サイトから)】
「1.社会のためになるか」「2.お客さまのためになるか」「3.社員のためになるか」「4.会社のためになるか」の経営理念のもと、「エコロジーの時代、リユースを通して社会のお役に立ちたい」のポリシーで、これまで日本にはなかった、新しいリユース事業を開発し、一般消費者にとって日常的な利用が困難だったリユースを新品販売店と同じ感覚で提供する「ハードオフ」「オフハウス」その他事業を通じて、リユースのスタンダードモデルを築き、循環型経済社会に大きく貢献している。
これからも、リユース事業の拡大の可能性を追求し企業価値の向上に努め、業界のリーディングカンパニーとして、時代が求める「環境と共生した企業活動」を通して企業の社会的責任と使命を果たし社会に貢献していく。

■事業戦略
長期ビジョン「2020年、1,000店舗達成。グループ売上800億円、市場シェア15%。」
長期ビジョン実現に向けて今年度は以下の3点を重点項目とします。
1.CS(お客様満足度)の向上
 お客様のリユースショップへの期待度が今まで以上に高まっている中、リピータ顧客の取り込みを図る。
・各店舗CS担当者の設置
・お客様アンケートの実施⇒店舗へフィードバックしCS向上につなげる
・お客様相談室と店舗の連携強化
2.人財育成の強化
不況時にすべき最優先項目を人財育成と位置づけ、全社をあげて本気で人財育成に取り組む。
・優秀な社員、パート・アルバイトスタッフの表彰⇒モチベーションの向上を図る
・統括店長研修等、各種研修の実施
・等級別テストの実施
・経営大学院(MBA)への派遣
3.効率性の追求
ビジネスモデルであるローコスト・ハイリターンを徹底的に追及する。
・生産オペレーションの見直し
・必要人時基準の策定(どのくらいの時間を要するかを作業ごとに検証)

【事業環境(直近の決算短信から)】
リユース業界は、環境問題意識の高まりに加え、消費者の節約志向・生活防衛意識の高まりにより、市場規模は堅調に推移している。

■当第3四半期累計期間における出店状況
直営店…14店舗を新規出店
フランチャイズチェーン(以下、「FC」という)加盟店…18店舗新規出店、26店舗を閉店した。
※閉店数には平成21年10月15日付で株式会社ワンダーコーポレーションとのFC加盟契約が終了したことに伴う25店舗を含んでいる。
また、FC加盟店から直営店に2店舗の店舗売買を行った結果、直営店は156店舗、FC加盟店は463店舗となり、直営店・FC加盟店あわせて619店舗となった。

売上高…個人消費低迷の影響を受け、既存店で前年同期比6.1%減となったが、前事業年度および当事業年度に出店した店舗が寄与したことにより、全社売上高は前年同期比2.7%増となった。
売上総利益率…前年同期に比べ1.7%改善
営業利益・経常利益…新規出店に伴う販売費及び一般管理費の増加等もあり既存店売上高の落ち込みを吸収することができず、減益
四半期純利益…特別損失が前年同期に比べ大幅に減少したことにより、増益を確保。

【備考】
同社は、平成21年11月5日付で、株式会社ワンダーコーポレーションに対し、競業行為差止等請求訴訟を新潟地方裁判所新発田支部に提起している。
■内容
相手方が平成21年10月15日付でフランチャイズ加盟契約を終了した後、同契約に違反し、引き続きリユース事業を継続していることから、競業行為の差止を請求するもの
2.上記契約違反につき、同契約の条項に基づき、1 契約あたり金3,000 万円、22 契約の合計6 億6,000 万円の違約金の支払いを求めるもの
なお、本訴提起時点において未だ開業していない店舗(3店舗)に関する契約違反については、差止等の対象から除外してありますが、違反行為を確認次第、請求を追加する予定です。

現状、予想PER10.47倍、PBR0.66倍、予想ROE6.38%、予想配当利回り4.68%。自己資本比率は88.11%で有利子負債はほぼなし。進捗率を考えると、通期では売上高、利益ともに下方修正後の水準に着地しそうだ。エコビジネスがささやかれる時代に、ものが溢れかえる時代。リユースはますます流行るような気がします。

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