イメージワン、前期営業を一転赤字に下方修正

　イメージ　ワン <2667> [ＪＱ] が10月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年9月期の営業損益(非連結)を従来予想の1億円の黒字→4300万円の赤字(前の期は4000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の営業利益も従来予想の1億6100万円→1800万円(前年同期は9500万円)に88.8％減額し、一転して81.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、2019年３月22日に「中期経営計画策定に関するお知らせ」を発表し、主力であるヘルスケア事業の商品力強化に軸足を置いたうえで、新規事業に取り組んでまいりました。その結果、売上高と経常利益は前回予想を上回る見込みですが、営業利益と当期純利益においては、前回予想を下回る見込みです。売上高について、ヘルスケア事業で計画未達でしたが、エネルギー事業で計画を大幅に上回ったためであります。営業利益については、ヘルスケア事業及びエネルギー事業で想定以上に原価費用がかかり、またエネルギー事業等の新規事業への取組みにより、先行費用が想定以上に計上されたことによります。一方、当社関連会社であるメガソーラー開発１号社による、未着工太陽光発電所の売却にあたり、7月３日に「業績予想の修正に関するお知らせ」で特別利益として計上する旨公表していましたが、当初は株式の売却益として特別利益に計上する見込みのものが、株式の持分割合を受取配当金として営業外収益で計上することとなったため、経常利益に計上しております。また、当社持分法適用関係会社であるエンパワープレミアム社の株式について、累積赤字等の影響により実質価額が低下したことから、関係会社株式評価損23百万円を特別損失に追加計上することといたしました。当社は、今後とも「人の健康と地球環境」の分野において、IT医療と再生可能エネルギー及び環境事業を通じ、健康な長寿社会とクリーンなエネルギー社会の創造に貢献してまいります。３．経常利益の計上について　　上記２．修正の理由をご参照ください。４．特別損失の計上について上記２．修正の理由をご参照ください。（注）本資料による業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき当社で判断したものであります。予想にはさまざまな不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。以　上