サントリＢＦ、今期最終を7％上方修正

　サントリー食品インターナショナル <2587> が11月11日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比25.7％増の594億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の605億円→650億円(前期は522億円)に7.4％上方修正し、増益率が15.9％増→24.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の283億円→328億円(前年同期は312億円)に15.9％増額し、一転して5.0％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比3.4％増の272億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の12.5％→11.8％に低下した。

株探ニュース