ＣＤＧは小動き、２１年３月期業績は計画上振れと発表も市場の反応は限定的◇

　ＣＤＧ<2487.T>は小動き。２６日の取引終了後、集計中の２１年３月期連結業績について、売上高が１０５億円から１１６億２０００万円（前の期比１６．９％増）へ、営業利益が４億５０００万円から５億５１００万円（同５１．８％増）へ、純利益が４億４００万円から５億５００万円（同８９．１％増）へ上振れて着地したようだと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。

　同社が以前から機能強化していたデジタルプロモーションを活用した非接触型のキャンペーンへの移行が大きく進んだことから、需要が高まるＳＮＳ施策やＬＩＮＥポイント施策などを獲得することで、売上高が前回予想を上回った。また、１９年１１月に締結したレッグス<4286.T>との資本・業務提携契約に基づく経営マネジメントシステムの強化や、社内業務のデジタル化推進による業務生産性向上も奏功した。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS