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*16:04JST エスプール---2Q減収なるも、ビジネスソリューション事業の売上収益は2ケタ増
エスプール<2471>は12日、2024年11月期第2四半期(23年12月-24年5月)連結決算(IFRS)を発表した。売上高が前年同期比7.9%減の120.93億円、営業利益が同50.8%減の7.41億円、税引前利益が同55.2%減の6.50億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同29.3%減の6.84億円となった。会社計画に対しては、営業利益が36.8%増となるなど、利益面を中心に上振れとなった。
ビジネスソリューション事業の売上収益は前年同期比10.2%増の65.77億円、営業利益は同27.3%減の11.82億円となった。障がい者雇用支援サービスでは、2024年4月の法定雇用率の引き上げに伴い、企業からの引き合いは新規・既存ともに活発な状況が続いた。新年度に合わせて農園利用を開始する企業が集中する時期となり、設備販売が大きく増加したほか、新農園に就労する障がい者の採用・教育も順調に進んだことで、前倒しでの納品も進めることができた。広域行政BPOサービスは、国策案件の終了に伴い大幅な減収減益となったが、下期以降の案件獲得に向けた営業活動は順調に進んでおり、売上回復に向けた足掛かりを作ることができた。環境経営支援サービスでは、新たに開始した自治体向けコンサルティングサービスの受注が27自治体に達し、売上は順調な伸びとなった。一方、利益面では、利益率の高い企業向けのコンサルティングサービスの納品が下期に集中しているほか、人員強化など事業拡大に向けた先行投資を進めたことで減益となった。その他のサービスでは、採用支援サービスは、生産性の向上等により利益面を中心に堅調な伸びとなったが、ロジスティクスアウトソーシングサービスは、物流センターの運営業務からの撤退等の影響により減収減益となった。
人材ソリューション事業の売上収益は同22.9%減の55.56億円、営業利益は同33.6%減の4.24億円となった。主力のコールセンター向けの人材派遣サービスにおいては、新型コロナ関連の業務縮小による売上減少はようやく止まったが、当第2四半期は年度末に合わせて退職者が増加する時期となり、売上の減少が続いた。販売支援業務については、人手不足が深刻なインバウンド関連の業務に注力したことにより、ホテルや空港関連の案件の獲得が進んだが、コールセンター業務同様、年度末の退職者増加の影響を受け、売上は前年とほぼ同水準にとどまった。
2024年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増の270.60億円、営業利益が同1.0%減の27.50億円、税引前利益が同2.9%増の27.26億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同5.7%増の18.29億円とする期初計画を据え置いている。
<SO>
ビジネスソリューション事業の売上収益は前年同期比10.2%増の65.77億円、営業利益は同27.3%減の11.82億円となった。障がい者雇用支援サービスでは、2024年4月の法定雇用率の引き上げに伴い、企業からの引き合いは新規・既存ともに活発な状況が続いた。新年度に合わせて農園利用を開始する企業が集中する時期となり、設備販売が大きく増加したほか、新農園に就労する障がい者の採用・教育も順調に進んだことで、前倒しでの納品も進めることができた。広域行政BPOサービスは、国策案件の終了に伴い大幅な減収減益となったが、下期以降の案件獲得に向けた営業活動は順調に進んでおり、売上回復に向けた足掛かりを作ることができた。環境経営支援サービスでは、新たに開始した自治体向けコンサルティングサービスの受注が27自治体に達し、売上は順調な伸びとなった。一方、利益面では、利益率の高い企業向けのコンサルティングサービスの納品が下期に集中しているほか、人員強化など事業拡大に向けた先行投資を進めたことで減益となった。その他のサービスでは、採用支援サービスは、生産性の向上等により利益面を中心に堅調な伸びとなったが、ロジスティクスアウトソーシングサービスは、物流センターの運営業務からの撤退等の影響により減収減益となった。
人材ソリューション事業の売上収益は同22.9%減の55.56億円、営業利益は同33.6%減の4.24億円となった。主力のコールセンター向けの人材派遣サービスにおいては、新型コロナ関連の業務縮小による売上減少はようやく止まったが、当第2四半期は年度末に合わせて退職者が増加する時期となり、売上の減少が続いた。販売支援業務については、人手不足が深刻なインバウンド関連の業務に注力したことにより、ホテルや空港関連の案件の獲得が進んだが、コールセンター業務同様、年度末の退職者増加の影響を受け、売上は前年とほぼ同水準にとどまった。
2024年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増の270.60億円、営業利益が同1.0%減の27.50億円、税引前利益が同2.9%増の27.26億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同5.7%増の18.29億円とする期初計画を据え置いている。
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