シダー、前期経常を27％上方修正

　シダー <2435> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の5億0800万円→6億4600万円(前の期は2400万円)に27.2％上方修正し、増益率が21倍→27倍に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の3億0600万円の黒字→2億0300万円の黒字(前の期は2億7600万円の赤字)に33.7％下方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億7100万円→3億0900万円(前年同期は1億3300万円)に80.7％増額し、増益率が28.6％増→2.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、概ね計画通りに推移いたしました。利益面につきましては、経常利益において、補助金収入が当初の計画を上回りました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、添付のPDFデータ「１．特別損失の計上について」に記載の通り、減損損失を特別損失に計上するため、前回予想を下回る見通しであります。　尚、2024 年3 月期の配当予想につきましては、一株当たり4 円とさせて頂いており、2023 年5 月12 日発表の予想から変更ありません。