デジタルスケープ（2430・ヘラクレス）


　デジタルスケープは３月19日引け後に、各種映像技術サービスや放送番組等の企画制作を行うイマジカ・ロボット ホールディングス（大阪市）によるデジタルスケープ株のＴＯＢ（公開買付）に対し、賛同を表明すると発表した。完全子会社化を目指すもので、デジタルスケープは上場廃止となる見通し。

　両社の経営資源を相互に有効活用して、経営基盤を強化するのが狙いで、上場維持コストの負担が財務面に少なからず影響を与えていることも考慮したとしている。

　ＴＯＢの買付期間は３月23日～５月７日、買付価格は、普通株が１株につき１万2000円、新株予約権が１個につき１円で、買付予定数は１万8937株を下限とし、応募がこれを上回った場合にはそのすべてを買い付けるとしている。公開買付代理人はＳＭＢＣフレンド証券。

　なお、出資比率50.89％で筆頭株主のカルチュア・コンビニエンス・クラブや、デジタルスケープの役員らがＴＯＢへの応募を表明している。


（ＺＡｉ オンライン編集部）