総医研ホールディングスが６月２９日、「疲労定量化や抗疲労食薬開発プロジェクト」の契約企業の１社より、抗疲労効果の表示許可に向けた特定保健用食品（トクホ）の申請があったと発表した。　この「疲労プロジェクト」は疲労を客観的に定性化・定量化するための評価技術を確立し、抗疲労トクホを開発することを目的とした産官学連携プロジェクト。これが第１号の抗疲労トクホの申請となり、「これまで疲労を客観的に評価する技術はほかになく、画期的なもの」（同社広報）という。　現在「疲労回復プロジェクト」は１２製品が進行中。今年度は３年のプロジェクトの最終年度にあたり、今後はトクホの申請時期（年４回、今年は残り９月、１２月）に合わせて、新たなトクホの申請が出てくる可能性があるという。