ＳＢＳＨＤ、前期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ＳＢＳホールディングス <2384> [東証Ｐ] が1月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の206億円→213億円(前の期は204億円)に3.4％上方修正し、増益率が0.5％増→4.0％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の123億円→130億円(前年同期は65.5億円)に5.7％増額し、増益率が88.5％増→99.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高、営業利益、経常利益の各指標につきましては、海外事業における海上・航空運賃の高騰、為替影響のほか、電子機器、ＥＣ関連などの国内物流量が増加したことにより、今回、業績予想を修正いたしました。親会社株主に帰属する当期純利益、および１株当たり当期純利益につきましては、2022年８月５日付「特別損失の計上および 2022 年 12 月期第２四半期連結累計期間業績予想値と実績値の差異、ならびに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」にて、2022 年６月 30 日に当社連結子会社であるＳＢＳフレック株式会社の物流施設（阿見第二物流センター）において発生した火災に関し、追加の特別損失の発生時期および金額を合理的に算定することが困難であり、また、火災により焼失、毀損した固定資産に対し付保している保険金の受取金額が未確定であったことから、業績予想を未定とさせていただいておりました。その後、2022年12月19日付「（開示事項の経過）「（訂正）「（開示事項の経過）連結子会社の物流施設火災にかかる資産等について」の一部訂正について」にて、これまで未確定であった保険金受取額と、特別利益の計上予定額をお知らせしたことを踏まえて、今回、上記の業績予想といたしました。