メディネットがカイ気配スタート、九大などと治験薬製造支援業務の委託契約を締結

　メディネット<2370.T>がカイ気配でスタート。前週末１９日の取引終了後、九州大学から治験薬「ＡＴＬ－ＤＣ－１０１」の製造支援業務の委託契約を締結したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。
　九州大学は、九州がんセンターからの委託を受けて、医師主導治験「病因ウイルス特異抗原を標的とした成人Ｔ細胞白血病既治療例への新規複合的ワクチン療法：抗ＣＣＲ４抗体を併用した自家樹状細胞療法（第１ａ／２ｂ相試験）」について、その治験薬「ＡＴＬ－ＤＣ－１０１」の製造を、九大先端医療イノベーションセンターに設置された細胞培養加工施設（ＣＡＭＩ－ＣＰＣ）で行う予定となっている。同社では、１１年７月から、ＣＡＭＩ－ＣＰＣの運営管理業務や、免疫細胞治療に必要となる細胞培養技術者、細胞培養加工に関わる製造技術・ノウハウ、信頼性保証技術などを総合的に提供していることから、同業務を受託することになったとしている。

メディネットの株価は９時１分現在２３６円（△８円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）