安川情報が８日ぶり反発、内製化促進など奏功し第３四半期は２０％営業増益

　安川情報システム<2354.T>が８日ぶりに反発している。２５日の取引終了後に発表した第３四半期累計（３～１１月）連結決算が、売上高８５億８２００万円（前年同期比４．４％減）、営業利益１億２１００万円（同２０．３％増）、純利益７７００万円（同３．６倍）と大幅増益となったことが好感されている。

　ＩｏＴソリューション事業で情報機器販売やインターネット・セキュリティー関連製品が減少したことを受けて売上高は減収となったが、内製化の促進などに取り組み利益率の改善を図ったことで大幅な増益を確保した。

　１９年２月期通期業績予想は、売上高１３６億円、営業利益６億８０００万円、純利益４億３０００万円の従来見通しを据え置いている。なお、１８年２月期は決算期変更に伴う変則決算のため前期との比較はない。

出所：minkabuPRESS