きょくとう、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も5円減額

　きょくとう <2300> [ＪＱ] が10月13日後場(14:00)に決算を発表。21年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比90.5％減の3800万円に大きく落ち込み、従来の5.8％増益予想から一転して減益で着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2億円の黒字→2億円の赤字(前期は1億7100万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益は2億3800万円の赤字(前年同期は2億2900万円の赤字)とほぼ横ばいの計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→6円(前期は11円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の経常損益は1億8400万円の赤字(前年同期は1億1900万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-9.5％→-21.3％に急悪化した。

株探ニュース