決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｇｕｎｏｓｙ、ネオス、ベクトル (7月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＲＰＡ <6572>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比36.2％減の1.2億円に落ち込み、3-8月期(上期)計画の3.8億円に対する進捗率は32.2％にとどまり、さらに前年同期の58.5％も下回った。

▲No.2　ＳＫジャパン <7608>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比56.1％減の7900万円に大きく落ち込んだが、通期計画の3億円に対する進捗率は26.3％となり、5年平均の27.2％とほぼ同水準だった。

▲No.3　ベクトル <6058>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は3億円の赤字(前年同期は3.7億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6572> ＲＰＡ 　　　　東１ 　 -22.04 　　7/12　　　1Q　　　-36.22
<7608> ＳＫジャパン 　東１ 　 -18.50 　　7/12　　　1Q　　　-56.11
<6058> ベクトル 　　　東１ 　 -17.67 　　7/12　　　1Q　　　-62.22
<6044> 三機サービス 　東１ 　 -15.14 　　7/12　本決算　　　 -9.41
<3826> ＳＩ 　　　　　東１ 　 -12.48 　　7/12　　　1Q　　　-57.45

<9265> ヤマシタＨＤ 　東１ 　 -11.56 　　7/12　本決算　　　-26.58
<3996> サインポスト 　東１ 　 -11.31 　　7/12　　　1Q　　　　赤転
<3627> ネオス 　　　　東１ 　 -11.05 　　7/12　　　1Q　　　 27.45
<2884> ヨシムラＨＤ 　東１　　 -8.56 　　7/12　　　1Q　　　 38.79
<8203> ＭｒＭａｘ 　　東１　　 -7.98 　　7/12　　　1Q　　　 -2.30

<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東１　　 -7.63 　　7/12　　　1Q　　　-15.04
<4577> ダイト 　　　　東１　　 -6.55 　　7/12　本決算　　　　2.35
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１　　 -5.02 　　7/12　　上期　　　 -7.71
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 -4.07 　　7/12　　　1Q　　　 16.07
<3228> 三栄建築 　　　東１　　 -3.60 　　7/12　　　3Q　　　 53.42

<2698> キャンドゥ 　　東１　　 -3.30 　　7/12　　上期　　　-21.25
<2462> ライク 　　　　東１　　 -3.17 　　7/12　本決算　　　　6.58
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東１　　 -2.94 　　7/12　本決算　　　-58.06
<6489> 前沢工業 　　　東１　　 -2.72 　　7/12　本決算　　　 -5.39
<3501> 住江織 　　　　東１　　 -2.52 　　7/12　本決算　　　 -5.28

<1376> カネコ種 　　　東１　　 -2.18 　　7/12　本決算　　　　0.05
<7811> 中本パックス 　東１　　 -1.96 　　7/12　　　1Q　　　　1.07
<9601> 松竹 　　　　　東１　　 -1.73 　　7/12　　　1Q　　　 23.54
<8904> サンナゴヤ 　　東１　　 -0.94 　　7/12　　　3Q　　　-63.73
<2930> 北の達人 　　　東１　　 -0.81 　　7/12　　　1Q　　　 22.08

<8181> 東天紅 　　　　東１　　 -0.74 　　7/12　　　1Q　　　-34.83
<9837> モリト 　　　　東１　　 -0.73 　　7/12　　上期　　　　0.40

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース