2009年3月期の連結最終損益が60億円の赤字（前期は43億円の黒字）になる見通しだと発表した。従来予想は15億円の赤字。食肉相場の下落で在庫の評価減が発生した。東京工場の再稼働遅れで協力企業への補償金約3億円を特別損失に計上した。年間配当は前期比2円減らして3円とする。売上高は3％減の5030億円になりそう。従来予想は4940億円だった。有害物質が混入した地下水を一部製品の生産に利用していた問題の発覚で落ち込んでいたハム・ソーセージなどの販売が、当初見込みより早く回復した。営業損益は25億円の赤字（61億円の黒字）の見通し。輸入鶏肉など在庫の評価損を約10億円計上。東京工場での生産を他工場に振り替えたことなどから、輸送コストも膨らんだ。役員報酬を4月から1年間、10―20％減額する。監査役も報酬の5％を自主返上するnewsミミ