コモ、今期経常を36％下方修正

　コモ <2224> [ＪＱ] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比63.1％減の1億3200万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億3000万円→2億1000万円(前期は4億2600万円)に36.4％下方修正し、減益率が22.5％減→50.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億7800万円→1億5800万円(前年同期は2億4200万円)に43.2％減額し、一転して34.7％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比54.0％減の8000万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.1％→4.7％に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、通信販売が堅調な他、自動販売機オペレーターではコロナ禍からの回復傾向にありましたが、生活協同組合、量販店等においては内食関連需要の反動が見られ、前回予想を下回る見込みであります。　利益面につきましては、売上高減少の影響に加え、小麦粉等原料費やエネルギーコストの上昇、デジタルトランスフォーメーション導入コストの増大等の影響が想定を上回っており、前回予想を下回る見込みであります。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると　判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等　は様々な要因により大きく異なる可能性があります。