岩塚製菓、今期経常を12％下方修正

　岩塚製菓 <2221> [東証Ｓ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比38.1％減の27.3億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の29億円→25.5億円(前期は54.5億円)に12.1％下方修正し、減益率が46.8％減→53.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.2億円→3.7億円(前年同期は10.2億円)に48.5％減額し、減益率が29.8％減→63.8％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は5.5億円の黒字(前年同期は600万円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の0.7％→8.6％に急改善した。

株探ニュース