カンロ、今期経常を一転23％増益に上方修正・15期ぶり最高益、配当も10円増額
　カンロ [東証Ｓ] が4月28日後場(13:30)に決算を発表。22年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.4倍の7.3億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の11.6億円→15.9億円(前期は12.9億円)に37.1％上方修正し、一転して22.7％増益を見込み、一気に15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の2.9億円→9.5億円(前年同期は4.5億円)に3.3倍上方修正し、一転して2.1倍増益を見込み、一気に17期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の20円→25円に増額し、下期配当も従来計画の20円→25円に増額修正した。年間配当は50円(前期は40円)となる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.1％→11.7％に急改善した。