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<動意株・6日>(大引け)=串カツ田中、GMO-FH、ヒトコムHDなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/04/06 15:07
<動意株・6日>(大引け)=串カツ田中、GMO-FH、ヒトコムHDなど  串カツ田中ホールディングス<3547.T>=ストップ高。3日の取引終了後、日本証券金融が3日の取引終了後、6日約定分から同社株の貸借取引の申し込み停止措置を実施すると発表。空売り規制が入ったことを受けて、買い戻しの動きが強まっているようだ。同日会社側が発表した3月度の月次報告では、既存店売上高は前年同月比22.6%減と3カ月ぶりに前年実績を下回った。客単価は同4.5%増となったものの、新型コロナウイルスの感染拡大や外出自粛の動きなどで客数が同25.9%減と大幅に落ち込んだ。ただ、足もとの売り上げの悪化は想定内であり、また2日には直営店全店の臨時休業を発表したことで株価は下値模索の展開にあり、目先のアク抜け感もこの動きに拍車をかけているようだ。

 GMOフィナンシャルホールディングス<7177.T>=反発。3日取引終了後、3月の月次開示情報(速報)を発表。傘下のGMOクリック証券の3月店頭FX売買代金(一日平均)が前月比2.3倍の8兆6060億円に拡大しており、これを好感する買いが向かった。また、3月の株式売買代金(一日平均)も前月比27.2%増と大きく伸びたことも好材料視されている。

 ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>=大幅高。前引け後に、集計中の第2四半期累計(19年9月~20年2月)連結業績について、売上高が360億円から361億9000万円へ、営業利益が16億7000万円から18億9000万円へ、純利益が9億4500万円から10億2600万円へ上振れて着地したようだと発表した。アウトソーシング事業が好調だったことに加えて、EC・TC支援事業で受託するECサイトの販売実績が好調に推移したことや、経費の効率的な運用などが業績を押し上げたという。なお、同社は単独株式移転により19年3月1日に設立されたため、前年同期との比較はない。

 エスプール<2471.T>=ストップ高。前週末3日の取引終了後に発表した第1四半期(19年12月~20年2月)連結決算が、売上高46億7500万円(前年同期比20.3%増)、営業利益3億8600万円(同82.8%増)、純利益3億200万円(同2.4倍)と大幅増益となったことが好感されている。主力2事業のうち、人材派遣サービスがコールセンター業務を中心に引き続き堅調に推移したほか、障害者雇用支援サービスも農園の設備販売、管理収入が順調に増加した。これに加えて、採用支援サービスの収益改善も利益向上に寄与した。なお、20年11月期通期業績予想は、売上高206億3600万円(前期比17.8%増)、営業利益20億円(同24.7%増)、純利益12億8800万円(同19.0%増)の従来見通しを据え置いている。

 ボルテージ<3639.T>=3日ぶりに反発。前週末3日の取引終了後、中国テンセント社の読み物アプリ「一零零一」で配信している「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」の中国語簡体字版が、3月31日現在で登録ユーザー数1万3000人を突破したと発表しており、これが好感されている。

 あさひ<3333.T>=急反騰。前週末3日の取引終了後に発表した21年2月期の単独業績予想で、売上高627億円(前期比4.8%増)、営業利益43億6000万円(同8.8%増)、純利益28億7500万円(同12.4%増)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。今期は14店舗の新規出店を予定しているほか、既存店売上高を前期比2.7%増を想定。また、一般用自転車から電動アシスト自転車やスポーツサイクルなど高付加価値商品へのシフトやインターネット通信販売の比率増加などが見込まれる一方、海外の外注先のコスト増加に伴う仕入れ価格の上昇などが見込まれるとしている。なお、20年2月期決算は、売上高598億5200万円(前の期比4.2%増)、営業利益40億600万円(同2.3%増)、純利益25億5900万円(同8.4%増)だった。同時に発表した3月度(2月21日~3月20日)月次営業速報で、既存店売上高は前年同月比18.5%増だった。客数が同11.4%増と伸長したことが牽引役となった。

 トライステージ<2178.T>=一時ストップ高。同社は3日取引終了後に、21年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを11億4100万円(前期比81.8%増)としていることが好感されているようだ。売上高は526億4000万円(同4.4%増)を見込む。主力のテレビ通販事業は需要に応じた適正な仕入れ及び最適配分を行い、付加価値の高いサービスを提供することによって高水準な売上総利益率の維持を図る方針。また、WEB事業では新規クライアント開拓や既存クライアントへのサービス拡充によって更なる売り上げ拡大・黒字化を目指すほか、DM事業では従来のDM発送代行に加えて「ゆうパケット」や「ネコポス」といった郵便ポストに投函できる小型の宅配便への対応を強化するとしている。なお、20年2月期通期の連結決算は、売上高が504億4000万円(前の期比6.3%減)、営業利益は6億2800万円(同22.4%減)で着地した。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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