ＳＭＳが続伸、軽度認知障害早期発見テスト「あたまの健康チェック」を提供開始

　エス・エム・エス<2175.T>が続伸。１０日、同社が運営する認知症情報ポータルサイト「認知症ねっと」で、認知症の前段階といわれるＭＣＩ（軽度認知障害）の早期発見テスト「あたまの健康チェック」の提供を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
　「あたまの健康チェック」は、“加齢に伴う正常なもの忘れ”と“認知症の前段階といわれるＭＣＩ（軽度認知障害）”の判別を行うというもの。１０分程度のチェックで、高い正確性を持つのが特徴で、料金は税込み３７８０円。国内における認知症高齢者の数は現在約４４０万人、認知症の前段階と言われるＭＣＩ（軽度認知障害）までを含めると約８２０万人いるといわれているが、認知症は早期発見により予防・改善ができることから、「あたまの健康チェック」も潜在的なニーズは大きいとの見方が強いようだ。

ＳＭＳの株価は１３時３３分現在１５８２円（△２８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）