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*11:26JST nmsホールディングス---3Qは2ケタ増収・損益は黒字化、期末配当の増額を発表
nmsホールディングス<2162>は13日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.3%増の573.11億円、営業利益は5.13億円(前年同期は6.28億円の損失)、経常利益は11.56億円(同3.43億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6.56億円(同7.44億円の損失)となった。
HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は前年同期比5.5%増の173.05億円、セグメント利益は同100.9%増の7.09億円となった。国内事業については、感染症拡大や半導体関連等の部品不足による顧客の稼働影響等が残ったが、既存取引における原価率の改善や適正販管費の管理強化等、基盤強化策の実行を進め収益性改善に努めた。海外事業 においても、中国ロックダウン等感染症関連の影響はあったが、新規顧客の獲得や既存取引のシェア拡大による在籍人数増加に加え、ベトナムでの請負・受託の利益率改善の効果もあった。
EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は同36.0%増の276.18億円、セグメント損失は0.15億円(前年同期は4.95億円の損失)となった。EMS事業は、中国・ASEAN・北米において生産活動を展開しており、戦略投資の実行期にある。第3四半期連結累計期間においては、感染症再拡大に伴う各国政府方針によるロックダウン影響や部品不足等による顧客の生産計画変更等の影響があったものの需要は堅調に推移し、中国における新規受注の立ち上げやベトナムにおける量産開始等、事業規模拡大により増収となった。利益面では、生産性改善やコスト構造見直しの成果もあり前年同期に対し利益改善となったが、北米EMS事業における顧客の減産影響や部材価格高騰による製造コストの増加があり、セグメント損失を計上した。しかしながら、北米EMS事業は同社グループの市場領域拡大を担う重点施策であり、顧客からの引き合いも順調に増えており、業績改善に向け引き続き基盤強化策の実行を進める。
PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は同37.2%増の123.87億円、セグメント利益は1.85億円(前年同期は1.37億円の損失)となった。第2四半期連結累計期間まで、中国ロックダウンによる稼働影響やサプライチェーンの混乱、部品不足や部材価格および物流コストの上昇など、感染症拡大による影響を受けたものの、第3四半期連結会計期間に入り、部品不足が緩和傾向となり顧客が挽回生産に転じたことや為替による影響もあり、増収となった。利益面では、売上の増加に加え、部材価格高騰に伴う売価の是正や部材調達ソースの拡大等、安定した生産活動および収益確保に向けた施策を着実に実行した。
2023年3月期通期については、売上高が前期比24.8%増の790.00億円、営業利益が12.00億円、経常利益が11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.00億円と、従来予想から上方修正した連結業績予想を1月30日に公表している。
また、同日、2023年3月期の期末配当金を前回予想から1.00円増配の6.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は6.00円(前期比1.00円増配)となる。
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HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は前年同期比5.5%増の173.05億円、セグメント利益は同100.9%増の7.09億円となった。国内事業については、感染症拡大や半導体関連等の部品不足による顧客の稼働影響等が残ったが、既存取引における原価率の改善や適正販管費の管理強化等、基盤強化策の実行を進め収益性改善に努めた。海外事業 においても、中国ロックダウン等感染症関連の影響はあったが、新規顧客の獲得や既存取引のシェア拡大による在籍人数増加に加え、ベトナムでの請負・受託の利益率改善の効果もあった。
EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は同36.0%増の276.18億円、セグメント損失は0.15億円(前年同期は4.95億円の損失)となった。EMS事業は、中国・ASEAN・北米において生産活動を展開しており、戦略投資の実行期にある。第3四半期連結累計期間においては、感染症再拡大に伴う各国政府方針によるロックダウン影響や部品不足等による顧客の生産計画変更等の影響があったものの需要は堅調に推移し、中国における新規受注の立ち上げやベトナムにおける量産開始等、事業規模拡大により増収となった。利益面では、生産性改善やコスト構造見直しの成果もあり前年同期に対し利益改善となったが、北米EMS事業における顧客の減産影響や部材価格高騰による製造コストの増加があり、セグメント損失を計上した。しかしながら、北米EMS事業は同社グループの市場領域拡大を担う重点施策であり、顧客からの引き合いも順調に増えており、業績改善に向け引き続き基盤強化策の実行を進める。
PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は同37.2%増の123.87億円、セグメント利益は1.85億円(前年同期は1.37億円の損失)となった。第2四半期連結累計期間まで、中国ロックダウンによる稼働影響やサプライチェーンの混乱、部品不足や部材価格および物流コストの上昇など、感染症拡大による影響を受けたものの、第3四半期連結会計期間に入り、部品不足が緩和傾向となり顧客が挽回生産に転じたことや為替による影響もあり、増収となった。利益面では、売上の増加に加え、部材価格高騰に伴う売価の是正や部材調達ソースの拡大等、安定した生産活動および収益確保に向けた施策を着実に実行した。
2023年3月期通期については、売上高が前期比24.8%増の790.00億円、営業利益が12.00億円、経常利益が11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.00億円と、従来予想から上方修正した連結業績予想を1月30日に公表している。
また、同日、2023年3月期の期末配当金を前回予想から1.00円増配の6.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は6.00円(前期比1.00円増配)となる。
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