ｎｍｓ、上期経常を3.3倍上方修正

　ｎｍｓ　ホールディングス <2162> [ＪＱ] が11月5日午前(10:30)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の0.6億円→2億円(前年同期は2.2億円)に3.3倍上方修正し、減益率が72.7％減→9.1％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の10億円(前期は5.6億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期連結累計期間は、米中貿易摩擦を背景とした製造業の減産傾向など不透明な事業環境が続いたものの、当社需要は概ね堅調に推移しました。ＥＭＳ事業におけるベトナム、メキシコ事業も順次立ち上げが進んでおります。　営業利益については、これまで実行した体質強化の取り組み成果等もあり、前回発表予想を大幅に上回る見込であり、経常利益も超過する見込です。　四半期純利益につきましては、当第２四半期連結累計期間においては前回発表予想を下回る見込ですが、これは、当累計期間に見込んでいた中国現地子会社清算（※）に伴う特別利益（約170百万円）の計上が、清算完了時期の関係で第３四半期計上にずれたことによるものです。　なお、2020年３月期通期（2019年４月１日～2020年３月31日）業績予想に変更はありません。※2016年12月16日公表の当社子会社「志摩電子（深セン）有限公司」清算に伴い、同社の部品・部材調達及び物流管理会社「志摩電子工業（香港）有限公司」の清算が完了したことによるものです。