イージェイＨＤが堅調、１８年５月期は最終黒字転換予想で４円増配へ

　Ｅ・Ｊホールディングス<2153.T>が堅調。１２日の取引終了後に発表した１８年５月期の連結業績予想で、売上高２５０億円（前期比８．８％増）、営業利益１４億円（同９．８％増）、最終損益１０億円の黒字（前期２億９３００万円の赤字）を見込んでいることが好感されている。

　前期末の受注残高が１４２億６３００万円（前の期末比３１．９％増）と豊富にあることが貢献。子会社の所有するビルの建て替えに伴う費用の計上なども予定しているが、最終損益は黒字に転じる見通し。また、年間配当は前期比４円増の３０円を予定しており、これも好材料視されているようだ。

　なお、１７年５月期決算は、売上高２２９億７８００万円（前の期比２．３％増）、営業利益１２億７４００万円（同２．０％増）、最終損益２億９３００万円の赤字（前の期９億４３００万円の黒字）だった。

　さらに、２１年５月期を最終年度とする中期経営計画も同時に発表しており、最終年度に売上高３００億円以上、純利益１４億円以上を目標としていることも、意欲的な中計と評価されているようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）