MIXIの売買予想

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買い予想

業績変化率

予想株価
2,600円
現在株価との差-101 (-3.73%) 
登録時株価
1,500.0円
獲得ポイント
+226.54pt.
収益率
+79.73%
期間 中期(数週間~数ヶ月)
理由 業績(会社計画の修正発表を含む)
1件のコメントがあります
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    サカタシバタさん
    2014/5/20 20:07
    「第2のガンホーを探せ!リターンズ」がクランクイン


    昨年は「第2のガンホーを探せ!」これを合言葉に、数多くのSNSゲーム株が派手な値動きとなった。アベノミクスと異次元緩和と歴史的な日本株フィーバーが混然一体となって実現したガンホー・オンライン・エンターテイメント (3765)のピーク時価総額「1兆8000億円」。夢のような金額だが、第2のガンホー誕生に関しては、そうは問屋が卸さなかった。

    アベノミクスへの失望、追加緩和の期待後退、日本株フィーバー完全終了が混然一体となりつつある現時点では、「第2のガンホーを探せ!」どころか「“第2の矢”って何だっけ?」くらい冷えた状態にあった。当のガンホーも、ピークの3分の1である時価総額6000億円近辺で完全に株価が硬直している。前期実績ベースでPER11倍前後は割安に見えるが、それでも買われないからには今が“フェアバリュー”と認めるしかないのだろう。

    しかし先週、突如として「第2のガンホーを探せ!リターンズ」がクランクインした。今回の主演は、華麗なるゲーム会社への転身を果たしたミクシィ(2121)だった。12日に年初来安値を更新した東証マザーズ指数をよそ目に、先週末16日まで7連騰。同日には制限値幅上限のストップ高7850円で20万株の買いを残して週をまたいだのである。
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    買いに火を付けたのは、14日に発表した今2015年3月期業績見通しと株式分割(1株を5株に分割)だった。会社が公表した同期予想は、売上高が400億円(前14年3月期実績121.55億円)、営業利益100億円(同4.8億円)、最終利益は60億円(同2.27億円の赤字)だ。営業利益で約21倍の伸びを想定する強気ぶり。すべてはスマートフォン向けゲームアプリ「モンスターストライク(以下モンスト)」の貢献を想定したものだ。

    モンストの課金収入は足元で月商20億円~25億円と推定されている。このペースだと年間売り上げは240億円~300億円。ありえないともいえない業績計画といえる一方、同社は前期に収益予想の修正を繰り返したため、計画に対する信頼度が低い。さらに何といってもゲーム、イコール「ザ・市況産業」。今の時点では何ともいえないところである。

    業績予想にも増して「第2のガンホー」の片鱗をミクシィが示したのは、App Store(アップストア)のトップセールス(アプリの売り上げ)ランキングで、モンストがガンホーの「パズドラ」を抜き去って首位になったことだろう。しかも、奇遇にも決算発表の翌日だった。パズドラはこれまで約1年半にわたり、トップの座を守り続けてきた。この事実こそ、「第2のガンホー」が生まれなかったゆえんといえるが、1年半ぶりにガンホーを2位に“引きずり”落としたモンストに、ポテンシャルの高さをビンビン感じる次第である。

    2位に落ちた直後、ガンホーはパズドラのアプリ内の「運営より」というページにこんなメッセージをアップした。「『App Store』トップセールスランキング2位に転落してしまい、なんかすみませんでした!! お詫びにたまドラをプレゼントします!今後もより一層頑張りますので、よろしくお願いします!!」(原文まま)。

    非常にユーモアのある対応であり、王者の余裕すら感じる。さすがガンホーだ。一方で、モンストの猛追を意識していることの裏返しともいえなくはない。

    「第2のガンホーを探せ!」という新興株投資の原点を思い出させてくれたミクシィ。王者ガンホーを脅かす存在がようやく出てきたという意味でもあっぱれだ。元気のない新興株市場に現れた唯一の胸躍る話題でもある。この芽をすかさず潰すようなリスク要因として注意しておきたいのは、外国証券の空売り報告、売り推奨レポートや現在の株価をはるかに下回る目標株価提示の悪寒・・・。



    会社四季報オンランより
    http://shikiho.jp/tk/news/articles/0/38044
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