決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 川崎汽、ユニチャーム、マクニカＨＤ (5月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の5月2日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　インソース <6200>
　24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比24.8％増の24億円に伸び、通期計画の45.8億円に対する進捗率は52.4％となり、5年平均の54.6％とほぼ同水準だった。

★No.3　中部飼 <2053>
　24年3月期の連結経常利益は前の期比2.2倍の44.6億円に急拡大し、25年3月期も前期比3.0％増の46億円に伸びる見通しとなった。

★No.4　チャームケア <6062>
　24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比61.2％増の28.6億円に拡大したが、通期計画の50億円に対する進捗率は57.3％にとどまり、5年平均の66.5％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6200> インソース 　　東Ｐ 　 +25.03 　　5/ 7　　上期　　　 24.83
<6050> イーガーディ 　東Ｐ 　 +23.16 　　5/ 7　　上期　　　 -9.26
<2053> 中部飼 　　　　東Ｐ 　 +17.86 　　5/ 7　本決算　　　　3.05
<6062> チャームケア 　東Ｐ 　 +14.44 　　5/ 7　　　3Q　　　 61.20
<6806> ヒロセ電 　　　東Ｐ 　 +11.47 　　5/ 7　本決算　　　　0.62

<6841> 横河電 　　　　東Ｐ 　 +10.22 　　5/ 7　本決算　　　-10.82
<5445> 東京鉄 　　　　東Ｐ　　 +5.65 　　5/ 7　本決算　　　-12.37
<2281> プリマ 　　　　東Ｐ　　 +5.22 　　5/ 7　本決算　　　 31.95
<7224> 新明和 　　　　東Ｐ　　 +5.04 　　5/ 7　本決算　　　　0.78
<9119> 飯野海 　　　　東Ｐ　　 +4.29 　　5/ 7　本決算　　　-33.49

<7366> りたりこ 　　　東Ｐ　　 +3.74 　　5/ 7　本決算　　　　　－
<9324> 安田倉 　　　　東Ｐ　　 +3.51 　　5/ 7　本決算　　　　1.24
<7466> ＳＰＫ 　　　　東Ｐ　　 +3.27 　　5/ 7　本決算　　　　1.88
<8113> ユニチャーム 　東Ｐ　　 +2.84 　　5/ 7　　　1Q　　　 23.04
<8511> 日証金 　　　　東Ｐ　　 +2.64 　　5/ 7　本決算　　　 -0.22

<9107> 川崎汽 　　　　東Ｐ　　 +2.43 　　5/ 7　本決算　　　 -0.59
<8919> カチタス 　　　東Ｐ　　 +2.10 　　5/ 7　本決算　　　 11.19
<3132> マクニカＨＤ 　東Ｐ　　 +1.15 　　5/ 7　本決算　　　 -2.37
<8020> 兼松 　　　　　東Ｐ　　 +0.90 　　5/ 7　本決算　　　　2.04
<8173> 上新電 　　　　東Ｐ　　 +0.67 　　5/ 7　本決算　　　　9.08

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース