高橋ウォール、前期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ

　高橋カーテンウォール工業 <1994> [ＪＱ] が1月31日大引け後(17:00)に業績修正を発表。19年12月期の連結経常利益を従来予想の23.3億円→26億円(前の期は9億円)に11.8％上方修正し、増益率が2.6倍→2.9倍に拡大し、従来の27期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の15.1億円→12.4億円(前の期は7.1億円)に17.9％下方修正し、増益率が2.1倍→73.4％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.7億円→12.5億円(前年同期は2.3億円)に28.1％増額し、増益率が4.2倍→5.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　・連結／個別業績予想の修正　売上高は、PCカーテンウォール事業において、大型物件等の取付工事が順調に進んだことに加え、追加売上等もあり、予想を上回る見込みです。　売上高の増加に伴い、営業利益及び経常利益は、予想を上回る見込みです。　当期純利益は、役員退職慰労引当金の計上により特別損失が発生したため、予想を下回る見込みです。