日比谷設、今期経常は17％減益、前期配当を1円増額・今期は1円増配へ

　日比谷総合設備 <1982> [東証Ｐ] が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比7.4％増の66.1億円に伸びたが、24年3月期は前期比16.9％減の55億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を84円→85円(前の期は82円)に増額し、今期も前期比1円増の86円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の30.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.4％→9.1％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題と位置づけ、“安定的・継続的な配当の維持・向上”と“機動的な自己株式の取得”を基本方針として、株主還元を実施してまいりました。この度、本日公表した2023年3月期の連結業績および財務状況等を勘案した結果、期末配当予想を前回予想の1株当たり42円から43円に修正（増配）する予定です。これにより、当期の1株当たりの年間配当は、既に実施している中間配当金42円と合わせて、85円となります。