高砂熱は８連騰、４～９月期営業損益５億円の黒字化で上昇加速

　高砂熱学工業<1969.T>が８連騰と気を吐いている。３０日、１５年第２四半期累計（１４年４～９月）の連結業績予想の修正を発表した。売上高は従来予想の９９０億円から９７９億円（前年同期比４．５％増）、営業損益は１０億円の赤字から４億８０００万円の黒字（前年同期実績は１２億円の赤字）、最終損益は４億円の赤字から１億６０００万円の黒字（同５億４００万円の赤字）に修正した。受注は第２四半期累計期間を通じて、一般設備・産業設備ともに堅調に推移、売上高は若干減額となったものの、損益面では期初の見通しに比べて工事採算性が改善したほか、販管費が減少し、営業損益、四半期損益いずれも黒字に転換、これが好感され買いの勢いが増した。なお、通期の業績予想は、１１月１１日予定の第２四半期決算発表時に開示するとしているが、ここでも上方修正の期待が大きい。

高砂熱の株価は９時４５分現在１４１４円（△４８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）