1,563円
高田工業所のニュース
<動意株・19日>(大引け)=高田工、FIG、アイシンなど
高田工業所<1966.T>=急動意。後場に入り一気に買い板が厚くなり700円近辺の中段もみ合いを一気に上放れる動きをみせている。鉄鋼や化学などを中心とした総合プラントメーカーだが、エレクトロニクス分野での展開力にも定評がある。半導体装置分野でも独自の技術力を生かして有力商品を展開、化合物半導体向けにウエハーを1枚ずつ回転させながら表面の処理を行う枚葉式ウエット処理装置などを手掛け需要開拓が期待される。足もとの業績は低調だが、23年3月期は2ケタの利益成長で切り返す公算が大きい。時価予想PER6倍、PBR0.4倍台は指標面から割安感が際立つ。
FIG<4392.T>=上昇加速し2年ぶり高値圏浮上。今月5日につけた年初来高値333円を上回り新値街道に復帰、時価は19年11月以来約2年ぶりの高値圏にある。半導体関連の出遅れ銘柄にマーケットの注目が集まるなか、同社は移動体通信システム開発のほか、半導体関連装置や半導体基板事業で高い実績を有しており、これを手掛かりに買いが流入している。業績も21年12月期営業損益予想が5億円の黒字(前期実績は2億8400万円の赤字)と回復色が強い。また、オムロン<6645.T>とは協業関係にあり、会社側では「アーム付き移動型作業ロボットの共同開発を完了しており、既に納入を始めている」とし、今後の需要開拓に期待を寄せている。
アイシン<7259.T>=上げ足早め7日続伸。同社は18日の取引終了後、ESGに対する取り組みに関する説明会を初開催しており、電動化ユニット、熱マネジメントや回生協調ブレーキ、車体製品などこれまで培ってきた幅広い製品・技術による車両全体のエネルギーの効率化に取り組むことで、25年に電動車両のトータル電費を10%以上向上させるとしたことが材料視されている。また、投資計画について、25年には電動化ユニットおよび回生協調ブレーキの生産体制を日本だけではなく米国、中国をはじめとするグローバルで構築し、今後5年間で2700億円の投資を計画しているほか、30年生産CO2排出量50%削減を確実に達成するために、今後10年間で累計1100億円の投資を計画しているという。
フィックスターズ<3687.T>=上昇加速。ここFRONTEO<2158.T>を筆頭に人工知能(AI)関連株に人気化する銘柄が相次いでおり、同社もその流れに乗る。顧客企業のシステムを高速化するソフトの受託開発を主力展開するが、AIや量子コンピューター分野にも傾注している。岸田政権が経済安全保障にかかわる先端技術への5000億円の資金支援に際し、AI技術や蓄電池、量子分野などを念頭に置いていることを明らかにしており、国策に乗る銘柄として存在感を高めている。富士通<6702.T>、理化学研究所などとスーパーコンピューター「富岳」で共同研究を進めていることも注目される。
淺沼組<1852.T>=一時ストップ高。関西を地盤とするゼネコンで、海外では東南アジアで積極展開している。18日取引終了後、アセアン地域でのリニューアル事業強化の一環としてシンガポールの建設工事請負業Evergreen Engineering & Constructionの株式を取得し子会社化することを発表、これにより業容拡大を図る方針。一方、同社は株主還元に極めて積極的な経営姿勢で知られるが、同日に22年3月期の年間配当について従来予想の260円から363円(前期実績は257円)に大幅に引き上げることを発表、これがサプライズとなり株価を押し上げている。配当利回りは前日終値ベースで7.4%に達するだけに株価に強烈なインパクトを与えた。
アステリア<3853.T>=3日ぶり急反発。人工知能(AI)や次世代ブロックチェーンなどの先進技術を強みとするソフト開発会社で足もとの業績も好調。前週末12日に今上期の営業利益が前年同期比2.6倍という好決算を発表したことを受け、週初にマドを開けての大陽線で一気に水準を切り上げた。その後17日ザラ場に845円の戻り高値形成後は目先筋の利益確定売りで調整をいれていたが、きょう改めて買い直される形となっている。テクニカル的にも直近700円近辺で25日・75日移動平均線のゴールデンクロス(GC)を示現、両移動平均線のGCは約4カ月ぶりとなる。週足では13週・26週移動平均線のGCも接近しており、底値圏もみ合いを大きく上放れる様相をみせている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
FIG<4392.T>=上昇加速し2年ぶり高値圏浮上。今月5日につけた年初来高値333円を上回り新値街道に復帰、時価は19年11月以来約2年ぶりの高値圏にある。半導体関連の出遅れ銘柄にマーケットの注目が集まるなか、同社は移動体通信システム開発のほか、半導体関連装置や半導体基板事業で高い実績を有しており、これを手掛かりに買いが流入している。業績も21年12月期営業損益予想が5億円の黒字(前期実績は2億8400万円の赤字)と回復色が強い。また、オムロン<6645.T>とは協業関係にあり、会社側では「アーム付き移動型作業ロボットの共同開発を完了しており、既に納入を始めている」とし、今後の需要開拓に期待を寄せている。
アイシン<7259.T>=上げ足早め7日続伸。同社は18日の取引終了後、ESGに対する取り組みに関する説明会を初開催しており、電動化ユニット、熱マネジメントや回生協調ブレーキ、車体製品などこれまで培ってきた幅広い製品・技術による車両全体のエネルギーの効率化に取り組むことで、25年に電動車両のトータル電費を10%以上向上させるとしたことが材料視されている。また、投資計画について、25年には電動化ユニットおよび回生協調ブレーキの生産体制を日本だけではなく米国、中国をはじめとするグローバルで構築し、今後5年間で2700億円の投資を計画しているほか、30年生産CO2排出量50%削減を確実に達成するために、今後10年間で累計1100億円の投資を計画しているという。
フィックスターズ<3687.T>=上昇加速。ここFRONTEO<2158.T>を筆頭に人工知能(AI)関連株に人気化する銘柄が相次いでおり、同社もその流れに乗る。顧客企業のシステムを高速化するソフトの受託開発を主力展開するが、AIや量子コンピューター分野にも傾注している。岸田政権が経済安全保障にかかわる先端技術への5000億円の資金支援に際し、AI技術や蓄電池、量子分野などを念頭に置いていることを明らかにしており、国策に乗る銘柄として存在感を高めている。富士通<6702.T>、理化学研究所などとスーパーコンピューター「富岳」で共同研究を進めていることも注目される。
淺沼組<1852.T>=一時ストップ高。関西を地盤とするゼネコンで、海外では東南アジアで積極展開している。18日取引終了後、アセアン地域でのリニューアル事業強化の一環としてシンガポールの建設工事請負業Evergreen Engineering & Constructionの株式を取得し子会社化することを発表、これにより業容拡大を図る方針。一方、同社は株主還元に極めて積極的な経営姿勢で知られるが、同日に22年3月期の年間配当について従来予想の260円から363円(前期実績は257円)に大幅に引き上げることを発表、これがサプライズとなり株価を押し上げている。配当利回りは前日終値ベースで7.4%に達するだけに株価に強烈なインパクトを与えた。
アステリア<3853.T>=3日ぶり急反発。人工知能(AI)や次世代ブロックチェーンなどの先進技術を強みとするソフト開発会社で足もとの業績も好調。前週末12日に今上期の営業利益が前年同期比2.6倍という好決算を発表したことを受け、週初にマドを開けての大陽線で一気に水準を切り上げた。その後17日ザラ場に845円の戻り高値形成後は目先筋の利益確定売りで調整をいれていたが、きょう改めて買い直される形となっている。テクニカル的にも直近700円近辺で25日・75日移動平均線のゴールデンクロス(GC)を示現、両移動平均線のGCは約4カ月ぶりとなる。週足では13週・26週移動平均線のGCも接近しており、底値圏もみ合いを大きく上放れる様相をみせている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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