エクシオＧ、今期経常を一転1％減益に下方修正

　エクシオグループ <1951> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.1％増の189億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の349億円→334億円(前期は337億円)に4.3％下方修正し、一転して1.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の224億円→209億円(前年同期は222億円)に6.7％減額し、一転して5.8％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.9％減の65.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.4％→4.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　グローバル分野において、リファービッシュビジネスにおける市場環境悪化に伴う在庫の評価損、および、デジタル貿易プラットフォームに関わる取引における損失見込の発生により、売上・利益ともに前回予想を下回る見通しです。　なお、2024年3月期の配当予想につきましては、前回公表値からの変更はありません。自己資本配当率（ＤＯＥ）4.0％を目途として、安定した配当を継続的に実施するという基本方針に基づき、１株当たり年間配当金120円（中間配当金60円、期末配当金60円）を予定しています。（注）上記の予想数値については、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。