つうけんが買い人気を集める、統合比率が未確定でプレミアム期待の買いとの見方も

　情報ネットワーク構築のつうけんが、朝方からカイ気配でスタートし、午後１時１０分時点で８０円ストップ高の３１４円カイ気配となっている。差し引きで４０万株超の買い物。

　２０日引け後に、通信工事大手のコムシスホールディングスとの経営統合が発表されたうえ、１０年３月期の業績予想の上方修正発表もあり、買い人気を集めている。コムシスＨＤを親会社とする経営統合で、つうけんは９月２８日に上場廃止となる予定だが、統合比率はまだ確定していない。ＰＢＲはつうけんが０．４倍台、コムシスＨＤが０．７倍台とともに１株当たり純資産を割り込んでいる。割安感の強い「つうけんに対しプレミアムが付くとの期待があるようだ」（準大手証券）との見方があった。

　午後１時１０分時点のコムシスＨＤは８円高の９１６円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社