• 通期経常利益計画を12.5％上方修正！
• 3Q累計売上高は1％の微増ながらも連続で過去最高を更新
• 3Q累計最終利益はほぼ横ばい

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　巴コーポレーション <1921> [東証Ｓ] が2月13日午前(11:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.7％増の28.1億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の32億円→36億円(前期は43.1億円)に12.5％上方修正し、減益率が25.8％減→16.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.8億円→17.8億円(前年同期は28億円)に28.9％増額し、減益率が50.7％減→36.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→16円(前期は14円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比20.8％減の9.9億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.3％→8.4％に悪化した。