期末に14円の一括配当、利回りは3.5%
■注目銘柄
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*3月16日追記
心理的節目の400円が意識され、上値が重い推移です。同社は一株当たり「14円」の期末配当に加え、設立55周年を迎えるにあたり、株主優待制度の新設を発表しています。本社を構える「金沢の特産品」がもらえるとのこと。
配当利回りだけでも3.5%超と魅力的で、さらに株主優待のおまけつきです。17日未明の米連邦公開市場委員会の結果発表を通過すれば、配当取りの動きが出てくるのではないでしょうか。
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┗日成ビルド工業(1916)
プレハブ方式のシステム建設、立体駐車場の建築が主力。被災地における仮設住宅の建設を請け負い、震災後に売上げを2.4倍に伸ばした企業です。
震災後の2012年3月期の21.9億円(前年比8.8倍)が2000年以降の最高益でしたが、前期に震災直後の最高純益を更新しました。
2020年の東京オリンピック開催が決定した後、都心の再開発ラッシュで建設費が高騰しています。
そのため、コンビニ各社が新規出店にあたってシステム建設(プレハブ方式)の店舗を増やしており、同社への受注が増えているとみられます。
今期の連結最終利益は26億円(前年比8.6%)と、4期連続で増益を達成する見通しです。第3四半期時点で通期計画に対する進捗率が78.7%(目安は75%)と良好ですので、計画から上振れる可能性もあります。
また、同社は配当金について、中間配当を実施しておらず、期末に一括して年間の配当を実施します。
今期は一株当たり「14円」の年間配当を予定しており、配当利回りが3.5%(3月11日現在)と高いことから、28日(月)の権利確定日に向けて、配当取りの買いが株価の下支えになりそうです。
小野山 功
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*3月16日追記
心理的節目の400円が意識され、上値が重い推移です。同社は一株当たり「14円」の期末配当に加え、設立55周年を迎えるにあたり、株主優待制度の新設を発表しています。本社を構える「金沢の特産品」がもらえるとのこと。
配当利回りだけでも3.5%超と魅力的で、さらに株主優待のおまけつきです。17日未明の米連邦公開市場委員会の結果発表を通過すれば、配当取りの動きが出てくるのではないでしょうか。
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┗日成ビルド工業(1916)
プレハブ方式のシステム建設、立体駐車場の建築が主力。被災地における仮設住宅の建設を請け負い、震災後に売上げを2.4倍に伸ばした企業です。
震災後の2012年3月期の21.9億円(前年比8.8倍)が2000年以降の最高益でしたが、前期に震災直後の最高純益を更新しました。
2020年の東京オリンピック開催が決定した後、都心の再開発ラッシュで建設費が高騰しています。
そのため、コンビニ各社が新規出店にあたってシステム建設(プレハブ方式)の店舗を増やしており、同社への受注が増えているとみられます。
今期の連結最終利益は26億円(前年比8.6%)と、4期連続で増益を達成する見通しです。第3四半期時点で通期計画に対する進捗率が78.7%(目安は75%)と良好ですので、計画から上振れる可能性もあります。
また、同社は配当金について、中間配当を実施しておらず、期末に一括して年間の配当を実施します。
今期は一株当たり「14円」の年間配当を予定しており、配当利回りが3.5%(3月11日現在)と高いことから、28日(月)の権利確定日に向けて、配当取りの買いが株価の下支えになりそうです。
小野山 功