ＰＳ三菱が５日ぶり反発、９月中間期業績予想を上方修正

　ピーエス三菱<1871.T>が５日ぶりに反発している。前週末５日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結業績予想について、売上高を４８０億円から４９０億円（前年同期比８．８％減）へ、営業利益を１５億円から２３億円（同４２．３％減）へ、純利益を１０億円から１５億円（４７．３％減）へ上方修正したことが好感されている。

　主に土木事業の工事採算の見直しや前倒し計上などにより、売上総利益が想定以上に増加していることが要因という。なお、２３年３月期通期業績予想は、売上高１１１０億円（前期比１．２％増）、営業利益４９億５０００万円（同２５．２％減）、純利益３２億円（同２９．５％減）の従来見通しを据え置いている。

　同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高２３３億４４００万円（前年同期比８．２％減）、営業利益１３億８６００万円（同３９．９％減）、純利益９億２５００万円（同４０．３％減）だった。

出所：MINKABU PRESS