植木組が後場プラス転換、１５年３月期業績予想を上方修正、受注堅調で生産性向上策も奏功

　植木組<1867.T>が後場に入りプラスに転じ、一時、前日比１４円高（５．２％）高の２８４円をつける場面があった。午後２時ごろに、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の４００億円から４４０億円（前期比１．３％増）へ、営業利益を同９億円から１２億円（同１３．７％減）へ、純利益を同５億５０００万円から７億円（同１３．０％減）へ上方修正したことが好感されている。建設事業を中心に受注が堅調に推移し売上高の増加が見込まれることに加えて、生産性向上策の取り組みが寄与したことなどが要因としている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高１５０億２６００万円（前年同期比１１．７％減）、営業利益３億６３００万円（同５．１％増）、純利益２億５００万円（同１８．２％減）となった。

植木組の株価は１４時２７分現在２７７円（△７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）