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熊谷組のニュース
熊谷組 <1861> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比61.5%減の35.1億円に大きく落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の235億円→164億円(前期は237億円)に30.2%下方修正し、減益率が1.0%減→30.9%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11.7%減の128億円に減る計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比55.6%減の27.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8%→2.5%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
個別業績につきましては、国内土木事業においては、複数の工事の進捗鈍化により売上高が伸びないほか、PFI案件など設計変更が見込めない工事において、建設資材価格のさらなる上昇により想定していた原価低減が進まず、また、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響もあり、発注者との設計変更交渉が難航する事案が複数発生しており、これらにより採算が低下する見込みとなりました。国内建築事業においては、資材価格の上昇により協力業者への発注価格が予算を上回る傾向にあり、また、VE(バリューエンジニアリング)提案等による原価低減を見込んで戦略的に受注したものの、想定していた原価低減を実現できない事案や、当社設計施工の性能発注案件において、設計期間中に資材価格が上昇し工事原価が増大する事案の発生により、採算が低下する見込みとなりました。連結業績につきましても、個別業績の修正に加え、主要子会社である株式会社ガイアートが、原油価格の高騰等に伴う工事原価や製品コストの増加などにより当初業績予想を大きく下回る見通しとなったことを主要因に修正いたします。なお、上記の採算低下工事に関しては、建設コストの上昇に対する設計変更およびVE提案について発注者との協議を継続していきます。今後の対応当期の採算が大きく低下する見通しとなったことを受け、応札案件の事前審査をさらに厳格化し、詳細なチェック項目に基づき多様なリスク要因を洗い出し検証する体制とします。また、原価管理体制の一層の強化を図ります。物価変動など工事の採算が低下する兆候を早期に抽出し、本社事業本部主導により対応策の検討・実施を推進するとともに、発注者との設計変更及びVE提案に係る交渉に向け、同様に本社事業本部による支援を強化します。熊谷組グループビジョンのもと、2021年5月に策定した『熊谷組グループ 中期経営計画(2021~2023年度)~持続的成長への弛まぬ挑戦~』にグループ一丸となって取り組み、持続的成長への挑戦を続けているところであります。今後、当該計画に掲げた業績目標値などの見直しが必要と判断した場合は、適宜報告いたします。配当予想について当社は、経営基盤の強化並びに事業収益拡大のために内部留保の充実を図りつつ、当期業績や中長期の業績見通し及び経営環境等を勘案し、株主の皆様へ適正かつ安定的に利益還元していくことを基本方針としており、2023年3月期の配当につきましては、当初の予想どおり1株当たり130円を予定しております。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により記載の予想数値とは異なる可能性があります。
併せて、通期の同利益を従来予想の235億円→164億円(前期は237億円)に30.2%下方修正し、減益率が1.0%減→30.9%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11.7%減の128億円に減る計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比55.6%減の27.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8%→2.5%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
個別業績につきましては、国内土木事業においては、複数の工事の進捗鈍化により売上高が伸びないほか、PFI案件など設計変更が見込めない工事において、建設資材価格のさらなる上昇により想定していた原価低減が進まず、また、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響もあり、発注者との設計変更交渉が難航する事案が複数発生しており、これらにより採算が低下する見込みとなりました。国内建築事業においては、資材価格の上昇により協力業者への発注価格が予算を上回る傾向にあり、また、VE(バリューエンジニアリング)提案等による原価低減を見込んで戦略的に受注したものの、想定していた原価低減を実現できない事案や、当社設計施工の性能発注案件において、設計期間中に資材価格が上昇し工事原価が増大する事案の発生により、採算が低下する見込みとなりました。連結業績につきましても、個別業績の修正に加え、主要子会社である株式会社ガイアートが、原油価格の高騰等に伴う工事原価や製品コストの増加などにより当初業績予想を大きく下回る見通しとなったことを主要因に修正いたします。なお、上記の採算低下工事に関しては、建設コストの上昇に対する設計変更およびVE提案について発注者との協議を継続していきます。今後の対応当期の採算が大きく低下する見通しとなったことを受け、応札案件の事前審査をさらに厳格化し、詳細なチェック項目に基づき多様なリスク要因を洗い出し検証する体制とします。また、原価管理体制の一層の強化を図ります。物価変動など工事の採算が低下する兆候を早期に抽出し、本社事業本部主導により対応策の検討・実施を推進するとともに、発注者との設計変更及びVE提案に係る交渉に向け、同様に本社事業本部による支援を強化します。熊谷組グループビジョンのもと、2021年5月に策定した『熊谷組グループ 中期経営計画(2021~2023年度)~持続的成長への弛まぬ挑戦~』にグループ一丸となって取り組み、持続的成長への挑戦を続けているところであります。今後、当該計画に掲げた業績目標値などの見直しが必要と判断した場合は、適宜報告いたします。配当予想について当社は、経営基盤の強化並びに事業収益拡大のために内部留保の充実を図りつつ、当期業績や中長期の業績見通し及び経営環境等を勘案し、株主の皆様へ適正かつ安定的に利益還元していくことを基本方針としており、2023年3月期の配当につきましては、当初の予想どおり1株当たり130円を予定しております。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により記載の予想数値とは異なる可能性があります。
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