銭高組、10-12月期(3Q)経常は53％減益、未定だった今期配当は80円実施

　錢高組 <1811> が2月10日後場(14:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比51.6％減の26.9億円に大きく落ち込んだが、通期計画の32.1億円に対する進捗率は83.9％に達し、5年平均の81.7％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比6.7倍の5.1億円に急拡大する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は80円(前期は100円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比52.7％減の9.6億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.1％→1.8％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期の配当につきましては、前回予想において未定としておりましたが、今後の経営環境を総合的に勘案して、１株当たり50円の普通配当に30円の特別配当を加えて80円の配当を実施させていただく予定です。