銭高組、前期経常を32％上方修正、配当も50円増額

　錢高組 <1811> が4月27日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の56.2億円→74.3億円(前の期は41.9億円)に32.2％上方修正し、増益率が34.1％増→77.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.8億円→29.9億円(前年同期は19.2億円)に2.5倍増額し、一転して55.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→100円(前の期は10→1の株式併合前で5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）　　売上高につきましては、国内建設工事の完工高の減少により前回予想を33億円下回るものの、工事採算の改善によ　り、営業利益は21億１千万円、経常利益は18億１千万円、当期純利益は15億６千万円、前回予想よりそれぞれ増加する　見通しとなりました。（連結業績予想）　　連結業績予想につきましては、主に個別業績予想の修正に伴うものです。

　　平成30年３月期の期末配当につきましては、上記業績予想および今後の経営環境を総合的に勘案して、１株当たり50円の普通配当に50円の特別配当を加えて100円とさせていただきます。　なお、本件につきましては、平成30年６月に開催予定の第87回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定です。（注）業績予想および配当予想につきましては、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提　　　に基づいており、実際の業績および配当は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。