マサル、前期経常を15％上方修正、配当も30円増額

　マサル <1795> [東証Ｓ] が11月8日午前(11:00)に業績・配当修正を発表。23年9月期の連結経常利益を従来予想の4億5500万円→5億2200万円(前の期は2億3200万円)に14.7％上方修正し、増益率が96.1％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億8400万円の黒字→2億5100万円の黒字(前年同期は3200万円の赤字)に36.4％増額した計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の110円→140円(前の期は80円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(連結業績予想)個別業績及び子会社業績の予想の修正に伴い、連結業績予想についても修正を行うものであります。(個別業績予想)主に通期の予想については、前回の業績予想公表時と同水準でしたが、採算性の確保に注力し、精算交渉において、追加工事の他、資材価格の上昇を含む適正単価での契約を容認されたことにより、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも予想を上回る見込みとなりました。

　利益配分につきましては、株主の皆様に対する利益還元を最も重要な経営課題の一つと位置づけ、業績に裏付けられた利益配分を安定的かつ継続的に行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、当期の１株当たり期末配当金（年間配当金）につきましては、１株当たり110 円を予定しておりましたが、今回、通期連結業績が当初計画を上回る見込みとなったことから、１株当たり普通配当140 円とさせていただきたいと存じます。（注）上記の業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。