川崎設備、今期経常を一転4％増益に上方修正、配当も3円増額

　川崎設備工業 <1777> [名証２] が1月31日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比74.5％増の10.4億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→11.5億円(前期は11億円)に27.8％上方修正し、一転して3.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2.1億円→4.6億円(前年同期は6.3億円)に2.2倍増額し、減益率が66.9％減→27.6％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→18円(前期は10円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比2.8倍の3.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.4％→5.7％に大幅改善した。

株探ニュース