美樹工業、今期経常を15％上方修正

　美樹工業 <1718> [東証Ｓ] が10月30日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比10.1％増の10.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→11.5億円(前期は11.8億円)に15.0％上方修正し、減益率が15.3％減→2.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→3.9億円(前年同期は2.7億円)に62.5％増額し、一転して42.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の3.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.8％→4.4％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結）　連結業績予想につきましては、建設事業セグメントにおいて工事進捗が当初の予想を上回り推移する見込みであることから、売上高は前回予想比5.0％増の31,500 百万、営業利益は前回予想比15.0％増の1,150 百万円、経常利益は前回予想比15.0％増の1,150 百万円、当期純利益は前回予想比16.7％増の700 百万円とそれぞれ前回発表予想を上回る見込みであります。（個別）　個別業績予想につきましては、建築案件の工事進捗が当初の予想を上回り推移する見込みであることから、売上高は前回予想比11.8％増の19,000 百万、経常利益は前回予想比28.6％増の900 百万円、当期純利益は前回予想比26.0％増の630 百万円とそれぞれ前回発表予想を上回る見込みであります。※ 業績予想につきましては、発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。