ダイセキＳ、今期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　ダイセキ環境ソリューション <1712> [東証Ｓ] が1月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の25.5億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の25.7億円→29.4億円(前期は14.1億円)に14.3％上方修正し、増益率が82.5％増→2.1倍に拡大し、従来の8期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.2億円→11.9億円(前年同期は9.4億円)に44.7％増額し、一転して25.9％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→12円(前期は10円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.1％増の7.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.5％→13.3％に上昇した。

株探ニュース