ＳＤＳＨＤ、前期経常を赤字縮小に上方修正

　ＳＤＳホールディングス <1711> [東証Ｓ] が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の6000万円の赤字→5100万円の赤字(前の期は2億1000万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6100万円の赤字→5200万円の赤字(前年同期は9100万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年3月期通期連結業績予想において、売上高は、顧客企業のSDGsへの意識の高まり等から、省エネ効果を取り入れた施設改築等の需要が、期末にかけて想定以上に拡大したこと、リノベーション事業においても、第4四半期に入っても、需要が高止まりしたことで、従来の予想を6億85百万円、上回る見込みとなりました。また、営業利益、及び経常利益についても、従来予想に対し、営業利益では15百万円の超過、経常利益は8百万円、減少する見通しになりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、従来の業績予想に対し、損失は14百万円減少する見通しとなりました。