ETF売買動向＝20日前引け、野村米ＥＳＧ、ＵＢＳ英大株が新高値

　20日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比20.5％増の890億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同19.2％増の723億円だった。

　個別ではＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> 、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳユーロ・ストックス５０指数 <2859> など24銘柄が新高値。ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> 、ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではグローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> は4.35％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.34％安と大幅に下落。

　日経平均株価が24円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金309億3600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均486億6100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が111億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が70億5500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が68億2400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が60億8600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億3300万円の売買代金となった。

株探ニュース