スペースＶＨ、今期最終を72％上方修正

　スペースバリューホールディングス <1448> が10月7日大引け後(17:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終利益を従来予想の15億円→25.8億円(前期は9.9億円)に72.0％上方修正し、増益率が50.5％増→2.6倍に拡大する見通しとなった。
　なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、本日開催の取締役会において、当社100％子会社である日成ビルド工業株式会社が保有する固定資産の譲渡を決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。また、これに伴い2021年３月期（2020年４月１日～2021年３月31日）の通期連結業績予想を修正いたしますので、併せてお知らせいたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記１．譲渡の理由　当社は、これまで「本業回帰」を経営の重要なテーマとして位置付け、本業とは関連性が低く、グループ全体への相乗効果が見込めない資産の整理を進めております。その一環として、ホテル開発事業からの撤退方針に基づき、ホテル開発用地を譲渡することといたしました。２．譲渡する資産の概要・用途（種類）　ホテル開発用資産（土地）・所在地　　　　京都府京都市右京区龍安寺・譲渡価額　　 1,230百万円・帳簿価額　　 　473百万円・譲渡益　　　　　730百万円※譲渡益については、譲渡価額1,230百万円から帳簿価額473百万円及び譲渡に係る諸経費を控除した概算額として　おります。３．譲渡先の概要　相手先は国外法人１社でありますが、契約上の守秘義務により相手先の概要については開示を控えさせていただきます。　また、当社と相手先との間には、資本関係、人的関係、取引先関係及び関連当事者について特記すべき事項はございません。４．譲渡の日程取締役会決議日　　2020年10月 ７日契約締結日　　　　　2020年10月 ９日（予定）物件引渡日　　　　　2020年10月30日（予定）（２）修正の理由　上記のとおり、当該固定資産の譲渡により、2021年３月期決算において固定資産売却益730百万円を特別利益として計上することに伴い、親会社株主に帰属する当期純利益が2020年９月14日公表の通期連結業績予想を上回る見込みであります。なお、2020年３月期においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、当該固定資産の具体的な処分スケジュールが定まっていなかったため、当該固定資産の譲渡に伴う税効果約580百万円を認識していませんでしたが、この度の譲渡により税効果が実現し、当該金額相当の当期純利益を押し上げる結果となっております。（注）上記の予想数値については、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。以　上