ＩＴｂｏｏｋ、今期最終を一転赤字に下方修正

　ＩＴｂｏｏｋホールディングス <1447> [東証Ｍ] が2月15日大引け後(16:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は9億7200万円の赤字(前年同期は3億6000万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4600万円の黒字→4億9500万円の赤字(前期は8300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の8億3900万円→2億9800万円(前年同期は4億4400万円)に64.5％減額し、一転して32.9％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は1億7900万円の赤字(前年同期は100万円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の1.9％→2.5％に改善した。

株探ニュース