技研ＨＤ、今期経常を33％下方修正

　技研ホールディングス <1443> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(16:10)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比28.2％減の2.9億円に減り、従来予想の3.5億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.3億円→5.6億円(前期は10.3億円)に32.5％下方修正し、減益率が19.7％減→45.8％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の3億円→3.2億円(前期は4.6億円)に6.7％上方修正し、減益率が35.6％減→31.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比57.3％減の2.6億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比67.3％減の0.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.7％→7.0％に大幅低下した。

株探ニュース